2024/12/03
12月、瀬織津姫(陰)
Luna Somniumの12月の女神は、6月から予告させていただいたとおり瀬織津姫となります。
だから今月は瀬織津姫とのつながりを深め、12月にセッションを受けられるかたに施術いたしますエネルギーにはすべて、対面、遠隔問わずこの女神のエネルギーが副次的にふくまれます。
夏至があった6月は瀬織津姫の陰陽の陽の部分、太陽、火にまつわる部分とのつながりを深めました。
冬至のある12月はこの女神の陰陽の陰、月、水にまつわる部分とのつながりを深めることになるようです。
今月のはじまりの日の1日にもおわりの日の31日にも新月(黒い月、陰の月)があって、1年の最後の月に2度新月が生じるというイレギュラーをともないます。
6月にそれを知っていたわけではないのですが、この12月はやはりそういう月なのだなと感じています。
(そしてこの陰の瀬織津姫へむかい個人的にも先月から今月にかけて点と点が結ばれてゆくものが多くありました。
夏至のころにはなぜふたつにわけて1年のうちに瀬織津姫を陰陽でやる必要があるのだろうと思っていましたが、その答えもそのなかにありました。
おそらく“大祓”というものを1年の半分を迎える区切りのときにおこなうのと、それは呼応しているものでもあると感じます)
冬至があり大晦日がある師走はこの1年をとおして自分のなかに溜め込んできた疲れや感情が表出しやすいときでもあり、古くからつたえられた暦はこの月に何重にも自分自身を“祓う”ということを重視して組まれています。
そして節分までわたしたちはそういう扉(ゲート)を何重にもくぐって巡る春分を迎える。
この時期は自身の“目には視えない領域”――陰に目をむけ、内面の理解、洞察、内省が大事な時期でもあります。
師走というとあわただしく過ぎてしまうイメージですが、陰が深まる時期だからこそ自分の“外”を忙しくして落ち着いた時間、自身とむきあう時間、ゆるめる時間をあえてとらないように無意識がはたらくことも多いです。
また、“過去”における事象、忘れていたと思っていたのに立ちあがってくるものもあるかもしれません。
星の巡りが月の半ばまで水星逆行があり、それと前後して火星が逆行するというのもそうなのですが、年末というのはそもそもわたしたちの意識や思考のなかに“振り返り”というのを生じやすくする季節なんです。
“振り返り”にもいろいろあるかと思いますが、そのようにして表出した記憶に対して自分が嫌な気持ちになるときなどは、自身のなかに蓋していたものが炙りだされているときでもあり、それを「もう終わったこと、遠い過去のこと」と頭は片づけようとし、「まだ終わっていない。だからまだ“わたし”は過去にいる」と心は訴えて、頭と心が異なる方向を見ているとき、それはからだに深く影響します。
もうほんとうはみんなわかっていること。頭よりもからだのほうが賢いのだということ。
まずは1年がんばってくれたご自身とご自身のからだに感謝をささげてあげてくださいね。
今月は瀬織津姫の陰と月。自分自身のなかの陰と月を深めるときです。
下記は以前に記した「瀬織津姫」にまつわる文章のリンクですが、全体の流れとしてすべてのひとに共通するメッセージでもありますので、一度お読みになられているかたも再度よろしければお読みください。
2024年6月、瀬織津姫(陽)
瀬織津姫と太陽と火の浄化
2023年12月、瀬織津姫
“喜び”を受けとることを怖れる
それからお問い合わせで、6月の陽のときにセッションを受ける機会がなかったけれども12月に受けてもかまわないでしょうか、というかたがいらっしゃったのですが、もちろんです〇 すべてはタイミング。お気持ちのままに。
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*12月、これからの予定*
12月30日(月・夜)* 今月のセッション(対面・遠隔)をお受けくださったかたへ、大晦日まえの30分間の瀬織津姫の大祓一斉遠隔ヒーリング *(該当されるかたには当日、個別にご連絡差しあげます)
それではどなたさまもよい12月をお過ごしください。
いつもあなたがあなたでありますように。