2024/12/07

本遊び






 おなじ価格を上限とし、お互いのための本を選んで贈りあう、という遊びを友人として、彼女がわたしに選んでくれた書物たち。


 草舟あんとす号さんがこの“遊び”の橋渡しの役を引き受けてくださり、それぞれにお頼みした本を受けとりました。


 これから読むのが、とても楽しみ。





 彼女からわたしへ


 カズオ・イシグロ『クララとお日さま』ハヤカワepi文庫
 サマセット・モーム『人間の絆(上)』新潮文庫
 サマセット・モーム『人間の絆(下)』新潮文庫
 村上春樹『レキシントンの幽霊』文春文庫
 今井むつみ『ことばの発達の謎を解く』筑摩書房
 桜庭一樹『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』角川文庫
 フィリップ・K・ディック『去年を待ちながら』ハヤカワ文庫SF
 橋爪大三郎『はじめての構造主義』講談社
 ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』新潮文庫
 綿矢りさ『ひらいて』 新潮文庫





 わたしから彼女へ


 小川洋子『物語の役割』ちくまプリマ―新書
 川端康成『眠れる美女』新潮文庫
 平出隆『葉書でドナルド・エヴァンズに』講談社文芸文庫
 ジェニファー・イーガン『ならずものがやってくる』ハヤカワepi文庫
 ジョン・ウィリアムズ『ストーナー』作品社
 レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』筑摩書房


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 ちなみに彼女が最初に選んでくれた書物のなかに、レオン・ウォルトの『僕の知っていたサン=テグジュペリ』と桜庭一樹の『青年のための読書クラブ』があったのですが、どちらもいまのところ重版未定とのことで、今回は断念。



 彼女がつくった選書の一覧と理由を綴ったメニューも一緒に贈ってくださり、それもとても嬉しかった。


 最初に書かれてあった『クララとお日さま』の項目だけ、ここにも。