2024/06/05

6月、瀬織津姫(陽)






 Luna Somniumの6月は、瀬織津姫とのつながりを深めます。


 今月セッションをお受けくださるかたに施術させていただくエネルギーにはすべて、対面、遠隔問わず瀬織津姫のエネルギーが副次的にふくまれます。


 これはさきの話になりますが、今年の12月もまた瀬織津姫が「月の女神」を担ってくださるそうで、この6月は太陽、12月は月の女神としての片面ずつをそれぞれの月の柱としてくださる、ということです。


 夏至のある今月は太陽で陽、冬至のある師走は月で陰。陰陽。そしてそのふたつの月は瀬織津姫とも深く関わりをもつ大祓がある月でもあります。


 大祓は知らず知らずのうちに犯した罪や穢れを祓い浄めるために執りおこなわれる神事で、自分自身のなかに蓄積された負を流し、災厄を退けるためのものです。


 「自分を調える」ことで大難を小難に、小難を無難に、というふうに“災厄”を退けるということはたしかにありますが、わたしたちはほとんどの場合、自分自身のなかにそのような“負”が蓄積されていることを意識することはなく、自分がどのようなエネルギーを放っているか、ということも無自覚であることが多いです。


 わたしたちの肉体は、ひとつの神殿です。


 お部屋、空間もお掃除をすることによって埃が払われ清められるように、わたしたちの“神殿”のなかも日々のさまざまなこと、他者との関係や置かれた環境、あるいは自分自身の思考や感情が“埃”や穢れとなって、気づかぬうちにそれが溜まり蓄積されることで、みずからを重くしていることがあります。


 さかのぼれば遠い過去までつながる記憶の痛みや悲しみが現在の自分の言動に影響をあたえ、選択や視野に制限をもたらしていたり、肉体の不調と関係していたり、たくさんのものを自身のなかに抱え込み、それをどのように紐解き、身動きをとればいいのかわからなくなってしまった、というようなことも。わたしもかつてはそうだったので、その経緯や苦しみといったものは、よく理解できるつもりです。


 瀬織津姫は水の女神でもあり、水はわたしたちの命の源であって、そして穢れを祓い、浄めてくれます。


 心身の浄めは自分が自分であることの軸のために大切なものであり、自身に必要なものを見極め、そうでないものを愛をもって手放すためにも重要なものです。


 「自分を調える」とは「自分をクリアにする」ということ。


 みずからの“神殿”に溜まった“埃”――穢れを水で浄めること、そして太陽の光によって燃焼させること。


 この6月は、そういった月であるようです。





 余談ですが、先月の聖母マリアの一斉遠隔ヒーリングのあと、お受け取りくださったかたのなかで「エネルギーを受けとっているあいだ、白い和服姿の女のひとが視えました。キイワードに白百合と書かれてありましたが、白百合がわたしになにかを訴えかけてくれていたのかもしれない」というようなことをおっしゃっていたかたがいらして、とても印象的でした。わたしはそれは瀬織津姫だったのかもしれない、というようなことをおつたえしました。


 聖母マリアと瀬織津姫はある“意識”――ひとつの意識というのでしょうか、共通するものがあって、聖母マリアに感じる白百合を、わたしは瀬織津姫のなかにも感じることがあり、瀬織津姫のことを日本のマリア、などと呼ぶかたもいるとのことです。


 5月から6月に移り変わるときにおおくりした一斉遠隔のエネルギーは、たしかにわたしにとっても聖母マリアとともに瀬織津姫のエネルギーを同時に感じる時間でした。


 それと同時にそのかたがヴィジョンで視られた「白い和服姿の女性」とは、そのかたが巫女の魂をもっていることをそのかたご自身に教えていたのかもしれない、とも感じます。


 わたしは巫女の魂をもつかたとご縁があるようで、これもまたいつか機会があれば文章として記してみたいことでもあります。







 *6月、これからの予定*    


  6月30日(日・夜)* 今月のセッション(対面・遠隔)をお受けくださったかたへ、30分間の瀬織津姫の一斉遠隔ヒーリング

 *該当されるかたには当日、個別にご連絡差しあげます。





 それではどなたさまも佳き6月をお過ごしになりますように。


 あなたがいつもあなたでありますように。




 *LOVE*