Record
境目の宙を踏む足袋鉾の稚児
2026/06/23
媽祖廟。海の女神、炎の祓い
横浜中華街を散策。
中国の海の女神を祀る媽祖廟で、黄金の龍に迎えられた。
天に捧げるお金であるという「金紙」なる黄色い紙を最後に燃やして、火がおおきくなってゆくのを見つめていると、その炎で隅々まで浄められるようだった。
そのあと食べたオムライスも黄色で、振り返るとこの色をチャージした日でもあったのだなと感じている。
『透鏡の幽霊』中島綾美個展 at atelier utopiano
宮沢賢治の『オホーツク挽歌』の詩群から着想された作品群。
波の音が響き、白い貝殻がならぶ空間で、“海”の神秘と寂寥の一瞬が額におさめられた絵を眺めるのは、標本を眺めているようでもあった。
此岸と彼岸を寄せては返す波のあわいの静けさに佇んで。
クラムボンという名の白いお菓子に(ポルヴォロンのことを「 私たちはこのお菓子をクラムボンと呼んでいます。」と記してあった )にも心ときめく。
ポルヴォロンは口のなかで消えてしまうまえに、その名を3回唱えることができれば願いが叶うといわれているけれど、この場合は「クラムボン」と唱えるのだろうか、などと思いつつ美しい景色をあとにする。
2026/06/20
『月の片翅』をよむ(夏の回)受付開始
大勢待なつみさんの朗読教室
『月の片翅』をよむ
at 草舟あんとす号
🦋夏の回、募集開始しました🦋
7/5(日) 10:30-12:00
プリント、お茶・お菓子つき
4,500円
受付はこちら
草舟あんとす号access
東京都小平市小川町2-2051 tel 08013305452
JR武蔵野線「新小平駅」より 徒歩8分
西武国分寺線・拝島線「小川駅」より 徒歩10分
*
小平にある植物の本屋さん、草舟あんとす号で季節の巡りとともに開催される、朗読家・書籍修復家の大勢待なつみさんの朗読教室で、津木野由芽の『月の片翅』をテキストとして使っていただいています。
春につづきこの夏も、わたしも参加予定で楽しみにしています*
余談ですが『月の片翅』の作中に、満月という女の子の
「幼いころ、花の根もとには輝く宝石が埋められているのだと思っていた。」
という語りがあるのですが、初夏の日々に紫陽花を眺めながら、この花の下に埋められている“石”は蛍石かしら、などと思い浮かべたりしています。
作中の冒頭にあたるこの部分は、春のお教室のさいに朗読したのですけれども、あらためて声にして読んでみると、言葉が“意味”から離れ、そしてまた自分では意図していなかったあたらしい“意味”をこだまさせて還ってきてくるような、より澄んだ自分とつながる、肉体が「植物に近づく時間」だったなと感じます。
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