2024/11/23
読書の時間
理由あって再読していた書物。
『物語の役割』のなかで純化された言葉の祈りに触れながら端々で涙がこぼれ、『センス・オブ・ワンダー』の頁をひらくといつもそこにある新鮮なきらめきに、あたらしくてやわらかい風が心をとおってゆく。
読むたびにさらに大切な本になる。
いま読み返せてよかった。
そして、そういう書物が自分にとっての“親しい友”なのだと。
宮澤賢治の『双子の星』もここ最近幾度か読み返していたお話のひとつで、そういう友の気配が、この物語にも。
星めぐりの歌。
オリオン座にみっつならぶあの星を見ると、わたしにはそれがいつも、過去、現在、未来、というふうに感じられる。
巡る星も物語も、直線の時間ではなく、すべての時空を同時に翔けている。
2024/11/22
ハトホルの伝言
記しておこうと思いつつ、すっかり遅れてしまっていたこと。
今月、Luna Somniumでは女神ハトホルとのつながりを深めていて、すべてのエネルギーセッションにハトホルのエネルギーが副次的にふくまれていますが、今月の遠隔ヒーリングのセッションでハトホルがヴィジョンにあらわれたことがありました。
ヴィジョンは視たりそうでなかったりで、視た場合、そしてメッセージがあった場合などは、クライアントさんにおつたえしています。
今回のセッションであらわれてくれたハトホルとそのメッセージは、そのかたがこの女神と縁深く、すでに神聖なつながりをもっているからこそのものだと思いますが、つたえられたメッセージ自体はわたし自身と縁のあるかたとも共通のメッセージであると感じたので、許可を得てそのかたに綴ったものとおなじ文章の冒頭を、そのまま載せておきます。
*
まずヴィジョンのことですが、最初に古代エジプトのモニュメントみたいな石? 岩? でつくられたハトホルがあらわれて(頭部だけの石像のイメージです)彼女がいいました。
「エジプトはアトランティスのもっとも善き形、善き力を受け継いだ文明。アトランティスの叡智を知恵の種とし、誤用しなかった。だからピラミッドは愛によってしか起動しないのです。
ペレはレムリアの女神。アトランティスとレムリアの融合。それは誰にとっても必要なものです。その融合は聖なる男性性と聖なる女性性の融合なのですから。
アトランティスが聖なる男性性。レムリアが聖なる女性性。
どちらが善でどちらが悪であるか、そのような二極で物事は決められない。重要なのは、パワーをどのように使うかということ。パワーが悪なのではない。アトランティスが悪だったのではない。
アトランティスの恐怖、レムリアの悲嘆。パワーを誤用したがゆえに滅びたもの。
愛によってしか起動しないものは封じられ、だからそれを解くためにその恐怖と悲嘆を浄め、癒してゆく必要があるのです。誰にとっても」
2024/11/21
図書室の貸出カード
いつも遠隔セッションを受けてくださるかたの“貸出カード”のスタンプがいっぱいになりましたので、おととい持ち主のかたに発送して“お返し”しました。
Luna Somniumではセッションのたびに図書室の貸出カードにスタンプを捺すという遊びをしていて、対面のかたにはご自身でお持ちいただき、遠隔オンリーのかたの貸出カードはわたしのほうでお預かりし、スタンプがいっぱいになったときにご本人にお送りしています。
スタンプがいっぱいになると、ありがとうの気持ちをこめて(この“ありがとう”はふたつの意味をこめて。セッションをお受けくださること、そしてそのような時間のスペースをご自身の意識と肉体のためにとってくださること)+20分、そのとき必要なエネルギーや、セッションエネルギーを継続するかたちでお流ししています。
この貸出カード、セッションを開始した当時は花霞堂さんの「彼女たちの貸出カード」と名づけられた、ある寄宿舎が舞台の物語に登場する貸出カードがロマンティックでそれを使用していたのですが、定期的な入手がしづらくなり、去年だったかおととしだったかすでにうろ覚えですが、市販されている通常の貸出カードに変更しています。
それだけではなんとも味気ないので月のスタンプを捺してお渡ししていますが、いまだにこつがつかめず満月や三日月が紙にきれいにうつらないときがありますこと、ご了承、お笑いいただけましたら幸いに思います。
貸出カードのことはいままで記したことがなかったような気がして、“お返し”するものがあったのを機になんとなく書いてみました。
なぜ図書の貸出カードなのかといえば、当初お運びいただく部屋を“図書室”に見立てていた遊びの延長線上にあるのですが、なぜ図書室に見立てたのかといえば、セッション開始当初の5年まえのわたしはこういっていたようでした。
「余興ではありますが、わたし自身のかねてからの夢に“いつかわたしだけの図書室をつくりたい”という気持ちがありました。わたしが好きなご本だけを書架に集めた一室。わたしが好きな女の子にだけその部屋の“鍵”を渡して、その子たちがいつでもそこに足を運べればいい、そんなことを夢みたいに語ったことを近ごろ思い出し」
きっとそういうことが好きな性分なのでしょうね。
2024/11/19
森へ
森へ。
上へ上へと昇ってゆくと突然ぽっかりとひらけた場所に出て、そこに遙かな時代からその森の“あるじ”として聳えていた、おおきなシラカシの樹がある。
幼いころにはじめて仰いだときと変わらない姿で。
その場所に辿りつくための道がいくつかあって、そのために星が回転するように森をぐるぐると巡るのはまるで巡礼みたいだ、と感じる。
今日はいにしえの歌にまつわる植物が繁る道から。
古代の遺跡が土の下に眠っている森なので、ふるい記憶を根に宿した花が咲き、実を落とし、また土に還り夢をみる。
*
我妹子が形見の合歓木は花のみに咲きてけだしく實にならじかも
ぬばたまの夜渡る月をおもしろみわがをる袖に露ぞ置きにける
もののふの八十おとめ等が汲み乱ふ寺井の上の堅香子の花
*
今日はこの三首が目のなかに残った。
それぞれネムノキ、ヒオウギ、カタクリのそばに記されていた万葉歌。
初夏くらいから万葉歌への想いが時を経て再熱して、岩松空一さんの『やまとことば』にすこしずつ触れているのだけど、あの古代と親しむ植物たちの道にある木のベンチで本書を読めたら素敵かもしれない、と考えて、それだけで気持ちが満たされた。
今度そうしてみる。
あたたかい飲み物でも持って。
2024/11/18
「そして光」
「静寂の岸辺 ~そして光~」 silent music
声楽 松原千紘
ピアノ 久保田恵子
目には視えない階段を昇ってゆく歌声。
どこか高いところを目指して、そこに辿りつくことは、音を天に“お還し”するためであるような音色。
それが“光”ということなのかもしれないと、お庭のマリアさまのいつかの面差しを想いだした夕べ。
満月の夜の薄明りのなかでひととき隔絶され、音が空間と自分のなかに満ちることだけを心に傾ける時間は、しあわせでした。
2024/11/15
2024/11/12
双子の星
小金井の「双子の星」という珈琲豆の専門店に連れていってもらいました。
宮澤賢治の作品名から名づけられたお店は、“すぎなの胞子ほどの小さなお店”
珈琲豆のほかにもご店主によって厳選されたものたちがならび、そのなかからsputnikさんの「星を巡るジャム」のSpicaが気になって。
黄金桃、プラム、ドライフィグ、アニスのお酒、黒胡椒、カルダモン、ローズマリー。と記された文字に、すこし『不思議の国のアリス』で出てきた小壜を連想した。
なによりも大好きなローズマリーが入っていることに惹かれてこれを。
sputnikさんは熊本のかたで、低農薬栽培のものを使用してからだにやさしいジャムをつくっていらっしゃるのだそう。
そのくらいの情報しかないまま食して、ケルトの魔女さんがおつくりになったようなジャムだ、と自分のなかに浮かんでくるものがあった。
不思議な味で、それでいてとてもおいしく、またほかの“星”のジャムをお迎えできる機会があれば嬉しい。
ちなみに双子の星さんではお買い物したものにお釣りが出ると、星のかたちをしたプレートにお釣りを入れて「いいことありますように」といいながら手のひらに渡してくれるのが習わしなのだとか。
わたしが「流れ星からの贈り物みたいですね」というと、「そのイメージなんです」と目を輝かせるご店主を見て、素敵なひとだと思った。
2024/11/11
Blooming Specimen
Hiromi Takeda個展『Blooming Specimen』at 草舟あんとす号
その植物標本の頁を開くと花も鮮やかにひらき、閉じれば花も密やかにとじる。
書物を繰る誰かの指先によって目覚め、そして眠る植物たち。
それを見つめながら、鍵を手にした者だけが来訪できる“秘密の花園”を想いだす。
草舟あんとす号という「本屋さん」で開催される展示という意味を、とても大事に大切にされている展示だと感じ、書物とポップアップの融合としての動く植物標本、舞台となるあんとす号があるholy gardenの模型などその精緻さ、美意識はもちろんなのだけど、愛にあふれていてすごく感激した。
最終日の夜になるまえの夕闇の、1週間ひらいていた“秘密の花園”の鍵がふたたび閉じてしまうまえに間に合ってよかった。
その“花園”の最後の訪問者として、夜の庭をあとにした。
2024/11/10
ハーブティーのあたたかさ
ENCHANTÉさんは食べ物も空間もそこに流れる空気も、植物の気配に満ちている。それを五感で味わう場所。
おいしいスコーンとハーブティー。
仰げば空中に吊るされたおおきなヤドリギが見える席にて。
オーナーのあんじゅさんはわたしにとって、ハーブティーみたいなひと。
草花の匂いがして、あたたかい。
ひさしぶりにお逢いできて嬉しかった。
2024/11/08
あの星の森で
タニガワマリコ個展 『あの星の森で』 at 日本橋Art Mall
遠い星、懐かしい森。
清らな少女のような煌めきと、
年老いたひとだけが纏う静けさを眼差しにあわせもつ、
もしかしたら森の樹であるのかもしれない、
その精霊であるのかもしれない、
星の問いかけを宿した瞳のこのかたが、
とくに印象的だった。
展示は今月10日まで。
2024/11/07
眠れる森の周期
わたしのなかである周期が巡ると、Kinuko Y. Craftの『Sleeping Beauty』を手にとりたくなるようなのですが(ほかにもル・カインの『いばらひめ』もそう)、またその周期がやってきたらしく、先日からこの世界のなかに浸っています。
この絵本のなかに描かれた眠りと目覚めの美しさ。
“眠りと目覚め。すべての蛹が羽化し、蝶になれますように。”とこの絵本の感想として、いつかどこかで綴ったことがありました。
“自分が蝶であることを、すべての蛹が信じることができますように。”と。
――――°˖✧
先日一斉遠隔で企画した、ハトホル、イシス、クレオパトラの三位一体ヒーリングにたくさんの反響をいただいて、正直驚いています。
毎月一斉遠隔ヒーリングの機会は設けていたものの、たしかにこのような規模と事前準備(ヒーリングをお流しする2時間以上まえに準備をはじめていました)とともに一斉遠隔をするのははじめてかもしれないな、と振り返り、このたびのヒーリングのエネルギーをとおしてわたし自身、いろいろと感じるもの、学んだこと、受けとったものがありました。
今回の三位一体ヒーリングのご感想をおつたえくださるかたに、不思議と共通しているキイワードがあり、それは“眠り”“夢”というものでした。
「夢をとおしてヴィジョンを受けとった」「眠りのなかでこうするとこういう未来にすすむ、という人生の縮図のようなものを見た」「夢のなかの自分はエメラルドグリーンの空間のなかにいて、その自分は“すべてを知っている”という感覚のなかで空間と自分自身に身をゆだねていた」
そういったお声をお寄せくださること、ご自身が受けとられたものをアウトプットしてくださったことに感謝しています。
ありがとうございます。
眠りや夢はみずからのなかの“月”とつながっているもの。
太陽が顕在的な自分、外側にあらわされる光ならば、月は潜在的な自分、内側に流れる水のようで、眠りや夢をとおしてわたしたちは自身のなかに流れる川に触れる。
今回の一斉遠隔のあといただくお声のなかに“眠り”や“夢”が散見できたのは偶然ではなく、それをとおしてダウンロードされるものがあったのでしょう。
*
繭と蕾に閉じた眠りが、蝶と花の目覚めに開く。自分自身の力を育み、取り戻すことが“目覚め”。
“目覚めた”とき彼女が頭上に戴くべき冠が枕元に置かれている。その冠を頭上に載せるために、すべてのことがあった。
それを戴冠するために知らなければいけなかったこと。
その冠にふさわしい者となるために、蕾の眠りのなかに自身を閉じこめ、そして自分自身の力によって花を開かなければいけなかったこと。
花になるための戦いが静かに眠りのなかでおこなわれていた。
それは危険なものから身を護るための“籠り”でありながら、もっとも“危険なもの”である自分自身の闇を見つめて、内部の力を高める成熟への道。
*
『Sleeping Beauty』の感想としていつかこのように綴った言葉は、わたし“祈り”としてあるものです。
その“祈り”をかたちにしたくて、わたしは去年、『天の花 地の星』という本をつくりました。
あれはそれをもつかたのお守り、護符となるように、という意図のもとデザインし、そして上記したように“自分自身の力を育み、取り戻す戦い”のなかにいるすべての姉妹たち(“姉妹”とは性別ではないのです)のために、そしてなによりわたし自身のために書いたのでした。
その途中、過程において自分自身の心から流血するようなことがあり、経過を辿るごとに「まずは言葉にしたことをおのれから実践せよ」といわれているのだと感じられることがあり、さまざまなかたが「神秘的」だと喩えてくださったあの本に宿るものが、わたしにはあまりにも生々しい現実としてありました。
それは「自部自身の力によって“開かなければいけなかった”こと」でした。
だからわたしは、ほんとうのほんとうの本心では、心からあの本を愛することができなかった。
これをいま、ようやくいえる(しかしそれは、あえていわなくてもいいこと。「ようやくいえる」とは、わたしのエゴだ)
だって本に対しても、それをつくるために協力してくれたかたに対しても、それを発表する場をあたえてくださったかたに対しても、そんなに失礼なことってないでしょう?
そんな自分に戸惑い、だから今年は年始からずっと、“内部の力を高める”ということが自分自身のテーマでした。それはつまり余剰を浄め、自分の力を取り戻す、ということです。
あの本の言葉に宿るものがわたしの“真実”であると、そしてそこに見つめた闇と拓かれた光があると、なによりわたし自身でもって証明する必要があるとうながされました。
いまわたしはあらためてあの本を、わたしの“姉妹たち”に手渡すことができる自分として開かれつつあることを感じています(でも、それはまだ完全ではない)
もしあなたが「花になるための静かな戦い」のなかにいるのなら、この本の文を心のなかで読み、唱えてみてください。
その意味がつかめなかったとしても、ただそばにあるだけであなたの“眠り”の護りになるだろうと思います、といまならいえる。それが“ほんとうのこと”だとわかっているから。
わたし自身もそうだったように、そしていま現在においてもある部分においてはそうであるように。
それは「“眠り”の“護り”」のための祈祷書であるといえます。
『天の花 地の星』(お取り扱いくださっている草舟あんとす号さんの通販サイトへのリンク)
2024/11/06
おまかせセッション
そういえばこちらではお知らせしていなかったようなのですけれども、先月から「おまかせセッション」というものをはじめています。
クライアントさんのそのときの状態、お悩みにあわせて当日にテーマを決めたり、施術しながらそのかたのエネルギーを見させていただき必要だと感じられるものを流してゆくもので、場合によっては所要時間内で数種類のエネルギーをお流ししたり、現在メニューには記載されていないエネルギーを施術したりなどさまざまです。
肉体に溜まった思考や感情のクリアリング、グラウディング、リレーションシップ、家系、境界線、罪悪感、固定観念や制限へのアプローチ、過去、過去生からくる傷へのヒーリング、活力の回復、そのほかいろいろなテーマをもとに、そのときのそのかたに最適なものを。
いまのところ対面のみ90分からのメニューとしていますが、ご興味とタイミング、ご縁がありましたら。
詳しくはサイトのSessionの項目に説明があります。
10月はこの「おまかせセッション」をご依頼くださるかたが多く、それをとおしてこのセッションはエネルギーが強烈に立ちあがることがあるため(それによってそのかたの表層意識、潜在意識にあるものをおおきくクリアリングしているということなのですが)、Luna Somniumの対面セッションを3回以上受けたことのあるかたに限定させていただくほうがいいかなと感じたので、このセッションのみ今月からそのような条件でお受けすることにいたしました。
また余談ですが、以前に「エネルギー調整」というモニター価格で提供していたセッションがあったのですけれども、あれはそのかたの状態にあわせて1種類エネルギーをこちらで決め(やはりメニューには記載されていないエネルギーもふくめて)、そのかたの活力を回復させるために最適なエネルギーを施術するというものでした。
そのため数種類のエネルギーを溶けあわせるこの「おまかせセッション」とは似て非なるもので、また「おまかせセッション」は活力の回復だけではなく、そのかたの根源にアプローチすることを目的とするものとなっています。そのような次第で先月から「エネルギー調整」はこのおまかせセッションのなかに統合され、メニューからはおろすことにいたしました。ご理解いただけましたら幸いです。
よろしくお願いします。
三美神
三美神で三姉妹、いにしえからつたえられる謎多き三女神。
彼女たちの“美しさ”の側面を、花の祝福で香らせる。
ジャスミンで結実する繫栄を、
ゼラニウムで蜜の歓喜を、
ラベンダーで花開く光沢を。
彼女たちと縁深きアフロディテの守護とともに。
2024/11/05
おいしいケーキやさん
家の近くにあるおいしいケーキやさんがもうすぐ移転してしまうのだという話を聞いた夜、自分でもびっくりするくらい落ち込んで、近年そういうこともなかったから、そういう自身の心の動きをとても興味深く感じた。
家族の誕生日も、いつも足を運んでくださるお客さまが誕生月のときのそれぞれのバースデーケーキも、記念の日も特別な日も、ここ数年ケーキはみんなあのお店で選んでいた。
種類も相手にカカオ形のショコラのケーキ、ショートケーキ、桃のタルト、モンブラン、モンテリマール、ピスタチオやマスカルポーネのケーキ、季節のフルーツがあしらわれたミルフィーユ、それぞれのイメージにあったもの、それぞれが好みそうなものを、四季とともに移り変わってゆく品揃えのなかから選んできた。
その日はキャロットケーキを。
レーズンはまったく好きではないのに、キャロットケーキは好きで、そのなかに入っているならレーズンも食べられるという不思議。
いつもあってくれるのがあたりまえだと思って、“またいつか”という言葉に託しても、“いつか”がかならずあってくれるわけではない苦みを、甘さとともに呑み込んだ。
ずっと意識していることではあるけど、行きたい場所には足を運んで、存在してくれて嬉しい場所には存在してくれてありがとう、とさらにつたえていこう。
場所にかぎらず。
近年とみにそうすることの大事さを折に触れて感じさせられる。
2024/11/04
2024/11/03
ハトホル、イシス、クレオパトラの三位一体ヒーリング
お知らせしておりましたハトホル、イシス、クレオパトラの三位一体ヒーリング、無事に終了しております。
今回は終了後にご連絡などないものとしてお報せしておりましたのに、終えてみると「受けとったものを文字に書き起こしたい」という気持ちが高まり、結局ご参加くださったかたに一律のメッセージとして送信してしまったことと重複するかたちにはなりますが、綴らせてください。
今回、開始予定時刻の30分以上まえの準備の段階からすこしずつエネルギーが立ちあがり、流れはじめるのが感じられ、エネルギーに敏感なかたはそれをキャッチされたかもしれません。
“11分間”という時間の枠組みにとらわれず、必要な領域にエネルギーが流れたと思います。
まず祭祀女王としてのクレオパトラとつながり、彼女をとおして、イシス、ハトホルの順番で招き、1と11を結ぶ、そのあいだにあったことの断絶を縫いあわせるためのヒーリングをおくりました。そしてハトホル、イシス、クレオパトラで111、それぞれの角を頂点とした三角形、ピラミッドをふたつつくり、重ねあわせる。
それからわたしたち自身をひらき、バランスをとって調整すること、深い深呼吸の状態になること、最適な状態でグラウディングがなされるように頼み、つぎに目、ハート、全身、脳にヒーリングを流し、愛と美にひらいてゆくこと、そのヴィジョンを深めることをおもに意図いたしました。
ご参加くださったかたのエネルギーフィールド全体にそれを拡大し、空間にゆきわたり空気を変えるよう設定し、からだの問題へのアプローチ、予防とともにエネルギーを活性化させ、あらゆる時間、次元においてその浄めと癒しが届くように。
必要でないものが浄化され、自分自身との神聖なるつながりが強化されるように。
そしてエネルギーを、それぞれが住んでいる家、町、地域にひろげました。
ほかにもいろいろ意図したことがありますが、蛇の足となりますので割愛します。
わたし自身、とても楽しく、このヒーリングをしようと思ったときからわくわくして幸せでした。
またこのような機会を設けられたらと思います。
ご参加ありがとうございました!
そしていつもありがとうございます。
あなたがあなたであることを祈っています。
最後にこのヒーリングにさいして、嬉しいご感想をいただきました(記載にあたりご本人の許可もいただいております)
――――°˖✧
この度はありがとうございました。
ご縁を感じる大好きな女神のヒーリング。
意識の深いところで受け取っているように感じました。
私自身の中で最近「ヴィジョン」というキーワードを握りしめていたこともありシンクロを感じたり。
寝ている間に受け取っていたようで、今朝起きた時にイシスの清々しいイエローゴールド?のヴェールのようなエネルギーのイメージが残っていたり。
ハトホルは言葉で表現できないあたたかな色だったような。
クレオパトラはあまり覚えていないのですがイメージするとピーコックグリーンが浮かびます。
――――°˖✧
色という視覚をとおしてエネルギーを受けとってくださったのですね。
心からの感謝とともに*
2024/11/01
11月、ハトホル
Luna Somniumの11月は、女神ハトホルとのつながりを深めます。
今月セッションを受けられるかたに施術いたしますエネルギーにはすべて、対面、遠隔問わずハトホルのエネルギーが副次的にふくまれます。
ハトホルは愛、美、豊かさをつかさどり、ほかにもさまざまな役割をもつエジプトの女神で、ギリシアにおいてはやはり愛と美の女神であるアフロディテと同一視されることもありました。
彼女は牡牛の角のあいだに太陽の円盤をおさめる姿で知られていて、ファラオ(王)に乳をあたえる者として“恵み”をもたらす存在であり、太陽が示唆する“天空”はハトホルが「天空からの恵み」を宿している女神であることをつたえています。
母性を象徴する存在でもあり、彼女が守護する領分は“受容”を根源とし、その多岐にわたる守護にすべて恩恵がゆきわたるようにと、ハトホルは自分自身を7つの姿にわけました。
あたらしい命の誕生を助ける“育む母”であり、死者の魂が心穏やかに旅立つことを助けてくれる“黄泉の守護者”でもあるこの女神は、わたしたちの一生を見守り、すべてのことを受容するということの意味を教えてくれます。
「歌いなさい、踊りなさい――あなたがあなたであるために」
真の意味で“歌っている”とき、“踊っている”とき、そこに思考のなかのネガティヴティが入り込む余地はありません。
自分自身を“受容する”とは、そのような状態――真の意味で歌っている、踊っているような状態、“余白”をみずからのなかに招いている状態である、とハトホルはつたえます。
愛も美も豊かさも、その“余白”にこそやってくること、そしてそれを喜びとともに享受できるのも、その“余白”があってこそ。
わたしたちが自身の人生を歌うこと、踊ること、そのようにして生きることを、この女神は願い、そして助けてくれます。
今年の1月はハトホルとおなじくエジプトの女神であるイシスからはじまっており、1がふたつならぶ11月にこのイシスと深く結びついているハトホルを配置するのは大事なことのようで、そのため副次的に作用してくれるのはハトホルですが、その傍らにはイシスもいてくれる、と入ってきます。
11月は“遊び心”が大事な月になると思います。
ハトホルのつかさどる愛や美や豊かさを喜びをもって享受するためにも、“遊び心”は重要なキイワードです。“受けとる”には自身のなかに“余白”がある必要があり、“遊び心”も“余白”がなければ生まれない。
――――°˖✧
先月の女神アテナの一斉遠隔のさい、11月1日の夜11時11分(23時11分)から11分間、ハトホルとイシス、そしてこの二柱の女神と縁の深いエジプトの女王であるクレオパトラの三位一体エネルギーヒーリングを11か月以内にセッションをお受けくださったかたにお送りするよい、と入ってきて(イシスからハトホルのあいだ、今年中にお受けくださったかたは例外なく該当します)、そのとおりにすることにいたしました。
該当されるかたには昨日中にSNSで連絡がとれるかたにはそちらのDMから、メールのみでやりとりさせていただいているかたにはアドレスのほうからハトホル、イシス、クレオパトラの三位一体のヒーリングのご案内をお送りしております。
昨日は“魔女の大晦日”と呼ばれることもある万聖節、そして今日は朔日の新月。
大晦日におわり、新月にはじまる特別な境目であると感じます。
そして1がみっつならぶ日に1月のイシスと11月のハトホルの結びのためのヒーリングが叶う幸せを感じています。
「受けとりかた」をお読みになり、ご参加くださるかたはよろしくお願いします。
無償ですので、ひきつづきたくさんのかたにご参加いただけましたら嬉しいです!
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*11月、これからの予定*
11月1日(金・夜)* ハトホル、イシス、クレオパトラの三位一体ヒーリング *(該当されるかたにはすでにご連絡済みです)
11月30日(土・夜)* 今月のセッション(対面・遠隔)をお受けくださったかたへ、30分間のハトホルの一斉遠隔ヒーリング *(該当されるかたには当日、個別にご連絡差しあげます)
それではどなたさまもよい11月をお過ごしください。
いつもあなたがあなたでありますように。
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