2024/01/12

1月、イシス





 Luna Somniumの1月は、女神イシスとのつながりを深めています。


 今月セッションをお受けくださるかたに施術させていただくエネルギーにはすべて、対面、遠隔問わず女神イシスのエネルギーが副次的にふくまれています。  



 去年の最後の月に瀬織津姫とつながる、ということをLuna Somniumでは意識しましたが、最後の日に一斉遠隔ヒーリングをおおくりしながらプラチナやシルバーのエネルギーを纏った白い龍が滝を昇ってゆくようなヴィジョンが視え、2024年辰年にむかって流れてゆくその龍がスパイラルを描いて昇ってゆくのを見ていると自分が、そしてそのエネルギーを共有してくださったかたがたが、トルネードの中心にいるようなそんな不思議な感覚になりました。


 今年のはじめに「台風の目」という言葉がつたわってきて、往く年を来る年の干支をつかさどる龍の女神で終えたことにひとつの意味を感じるようになりました。そしてこの来る年のはじまりを女神イシスとともに開くことにも、おおきな意味を感じています。


 今年は自分自身のなかの愛と強さにつながることが、とても大切になる年であると思います。


 そしてなにが愛であり強さであるかをみずからに試されること、それを知るために促される現象も生じやすい年であるかもしれません。


 それはつまり、自身のなかの「誤魔化し」や「偽り」が炙りだされやすい年でもあるということです。ここ数年、世界でもそういう流れが起きやすく、またそれが加速していたのはご存じのとおりです。


 だから厳密にいえば“風”そのものはここ数年、ずっとわたしたちの“これまで”の古くなったエネルギーを刷新することを手助けしてくれています。


 “風”は変化の象徴であり、その変化によっては長い時間をかけて積みあげられ、そのなかに歪みや捩じれが生じていてもいくつものパーツが折り重なってそれが築かれている関係上、修正が不可能になり、それが“外”からの風で一度「それまでの形を失う」ということもあったと思います。わたしたちが個人的にも人生のなかで経験するそのような“破壊”は痛みをともないながらも、なおかつ“再生”へのメディスンである、ということがあると思います。


 今年はその“風”の質が変わり、地の底の重さをともなうような風になる気配があります。


 それはつまり、おおきな(ときに強烈な)変化をうながしてくるエネルギーとしての風です。


 自分自身の誤魔化しや偽りが「炙りだされやすい」といったのはそのためです。みずからの愛や強さとつながることが大切になるといったのもそのためです。だからつまりそれは自身を“軽く”してゆくことがもとめられる、ということなのでしょう。たくさん両手に抱えて握りしめていた“荷物”をひとつひとつ解いてゆくことが大切になってくるのでしょう。

 反対にいえば、それをさんざんやってこられたかたには「自分が自分でいられる年」となるのだと思います。


 いずれにせよ自身のなかの重心がこれからさらに重要になってくる。

 “風”に翻弄されず、“風”とともに生きてゆくために。


 外側でどのような“風”が吹いていても、「台風の目」のなかは安全で、自身の軸(重心)を確立するというのは、みずからの精神をその「台風の目」のなかに置くということでもあるのだと思います。そのための愛と強さ。


 あらゆる物事には両極があり、どちらの極も見ることのできる視点こそが、「台風の目」のなかに自分を置くには大事なことであるのかもしれません。




 女神イシスはエジプトの女神で、「天の女王」「宇宙の母」と呼ばれることもあります。


 「玉座」という意味の名をもつこの女神は、最高位の神のみが知る“秘密”を共有し、死でわかたれた最愛の伴侶を魔法の力で復活させたことでも知られています。


 イシスはわたしたちの“過去生”と呼ばれるものへアクセスし、それぞれの異なる記憶を統合させ、必要であればその記憶の痛みや怖れによって分裂されていたものを癒し、誰もがそれぞれのなかに宿している霊的な知識、魂の知恵とのつながりを取り戻すことをサポートしてくれます。


 彼女はわたしたちの魂を震わせる力をもち、それは「忘れていたことを想いだす」力でもあって、そのエネルギーは心の扉を開く聖なるパワーでもあります。


 「自分自身という“謎”」を開いてゆくことは、魂の真理を知ってゆくことでもあります。


 わたしたちはそれぞれ自分自身のなかに宇宙を宿していますが、だから「自分を開いてゆく」ことは宇宙の真理とつながることでもあるのです。


 そしてその真理にしたがって生きることが、「自分が自分である」ということですし、それには自分に正直であることがもとめられます。「自分に正直である」には愛と強さが必要になります。――だから“風”は誤魔化しや偽りを暴く。自身にとって「自然でない」ものを自分が知ってゆくために。


 「自分が自分である」ことが、彼女の名である「玉座」に招かれるということです。


 玉座はひとつではなく、あなたにはあなたの、わたしにはわたしの玉座があります。


 そのことを、この女神は教えてくれます。  


 


 *1月、これからの予定*      


  1月30日(火)* 今月のセッション(対面・遠隔)をお受けくださったかたへ、30分間の女神イシスの一斉遠隔ヒーリング  


 *該当されるかたには当日、個別にご連絡差しあげます。  


 
 それではどなたさまにとっても1月の風がやさしくありますよう、心から願っております。  


 あなたがいつもあなたでありますように。


 *LOVE*