Cygnus
石は月 花は天つ日 ひかりの器 杯が満ちれば 巡り揺るがず
2024/11/18
「そして光」
「静寂の岸辺 ~そして光~」 silent music
声楽 松原千紘
ピアノ 久保田恵子
目には視えない階段を昇ってゆく歌声。
どこか高いところを目指して、そこに辿りつくことは、音を天に“お還し”するためであるような音色。
それが“光”ということなのかもしれないと、お庭のマリアさまのいつかの面差しを想いだした夕べ。
満月の夜の薄明りのなかでひととき隔絶され、音が空間と自分のなかに満ちることだけを心に傾ける時間は、しあわせでした。
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