2024/11/21

図書室の貸出カード







 いつも遠隔セッションを受けてくださるかたの“貸出カード”のスタンプがいっぱいになりましたので、おととい持ち主のかたに発送して“お返し”しました。


 Luna Somniumではセッションのたびに図書室の貸出カードにスタンプを捺すという遊びをしていて、対面のかたにはご自身でお持ちいただき、遠隔オンリーのかたの貸出カードはわたしのほうでお預かりし、スタンプがいっぱいになったときにご本人にお送りしています。


 スタンプがいっぱいになると、ありがとうの気持ちをこめて(この“ありがとう”はふたつの意味をこめて。セッションをお受けくださること、そしてそのような時間のスペースをご自身の意識と肉体のためにとってくださること)+20分、そのとき必要なエネルギーや、セッションエネルギーを継続するかたちでお流ししています。


 この貸出カード、セッションを開始した当時は花霞堂さんの「彼女たちの貸出カード」と名づけられた、ある寄宿舎が舞台の物語に登場する貸出カードがロマンティックでそれを使用していたのですが、定期的な入手がしづらくなり、去年だったかおととしだったかすでにうろ覚えですが、市販されている通常の貸出カードに変更しています。


 それだけではなんとも味気ないので月のスタンプを捺してお渡ししていますが、いまだにこつがつかめず満月や三日月が紙にきれいにうつらないときがありますこと、ご了承、お笑いいただけましたら幸いに思います。



 貸出カードのことはいままで記したことがなかったような気がして、“お返し”するものがあったのを機になんとなく書いてみました。



 なぜ図書の貸出カードなのかといえば、当初お運びいただく部屋を“図書室”に見立てていた遊びの延長線上にあるのですが、なぜ図書室に見立てたのかといえば、セッション開始当初の5年まえのわたしはこういっていたようでした。


 「余興ではありますが、わたし自身のかねてからの夢に“いつかわたしだけの図書室をつくりたい”という気持ちがありました。わたしが好きなご本だけを書架に集めた一室。わたしが好きな女の子にだけその部屋の“鍵”を渡して、その子たちがいつでもそこに足を運べればいい、そんなことを夢みたいに語ったことを近ごろ思い出し」



 きっとそういうことが好きな性分なのでしょうね。