コトリ花店さんが去年の『すみれの花の砂糖づけ』のときに、2月のことを「菫月」といっていたのが美しく印象的で、また樹が年輪のひと巻きを刻む時間が巡ってきたとき、ふたたびこの空間に、この月の誕生石であるアメジストの色をした菫の花が咲くのだろうと楽しみにしていた。
今年も「菫月」がやってきて、白い空間に満ちるたくさんの菫の花々に出逢えたことが嬉しい。あたりまえのように感じることは、すべて“あたりまえ”ではない維持の力でなりたっていること、とくにここ最近はよく感じる。
菫の葉っぱの装飾品、慎ましさと気品を同時にあわせもつあの花そのものの佇まい。
そしてその日、holy gardenでは菫月を祝うお茶会がひらかれていた。