2026/02/13







 数日まえに降った雪。


 銀の世界。


 先日の富士の泉の旅で幾度も眺めた富士山の頂の白、あの富士のまわりの水辺は雪解け水であふれていたこと、去年の諏訪で「雪は祝福なの」といいながら、天から降ってくる白いものに手をかざしてくるくると踊ったこと、“雪”という字が名に入った松と関わりのある、わたしの家系の縁深い女性。


 雪の降る日に生まれたのだとわたしがいうと、ヌナカワヒメもおそらくはそうだったみたい、と返ってきた言葉。


 雪は浄め。


 “道埋まるまで雪は降りつむ”と思えたとしても、


 それは祝福。