2025/02/14

節分と立春の境目







 節分と立春の境目の、午前0時のみずうみ。


 歌と音の祝福。ひかりとともに水へ捧げたもの。


 星たちの合図とともに、湖面から返ってきたもの。


 真夜中のみずうみを渡る番の鳥が運んでくれたメッセージ。


 そして黒い影が龍のようにたなびいて、水のなかに消えていった。



 そばには柳の木があり、とても女性的で、そのときは空に見えなかった月の性質を感じ、TREE ANGEL ORACLEの言葉を想いだして、旅から帰ったあとに読み返した。




 「見通す力、癒しの枝、音楽、そして魔法はすべてこの木の元に呼び出されます。」