2025/02/18

星の森









 森の奥にある礼拝堂で、天井に刻印された天の川にあそぶ星たちを眺め、いつもそこに活けられている白百合の香に満ちた静謐なとき。





 そののち、サロンにてチョコレイトのお菓子と林檎のお茶、テーブルに飾られていた赤いラナンキュラスと過ごした過日の午後。


 ここも水の気配にあふれている場所。





 わたしのそばにいてくれた“赤”



 ヘールポップ彗星が近日点を通過した年に建設されたのだという星の礼拝堂。その土地に古くから湧く清らかな恵みの水を護っている森。