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境目の宙を踏む足袋鉾の稚児
2026/04/11
松本裕子個展『 透花』 at Gallery SU
松本裕子さんの個展『 透花』へ。
沙羅や高砂芙蓉の、花開けば一瞬でこぼれおちてゆく儚さも、菫や秋明菊の可憐な姿に秘められた強靭なしなやかさも、どちらのうつくしさも硝子をとおして。
硝子の花たちに寄り添う影の繊細さにもため息がこぼれた。
眺めていると自分自身も透けて、影だけになってゆくような。
硝子のお部屋に入るまえ、そこから出るとき、和朗フラットの緑の繁みに菫の花やクリスマスローズが花を開かせていて、展示の世界とのつながりを感じつつ。
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