2025/01/31
アリアドネの一斉遠隔ヒーリングのご報告
1月にLuna Somniumのセッションをお受けくださったかたへのアリアドネの一斉遠隔ヒーリング、無事に終了しております。
まずはじめに、この一斉遠隔ヒーリングのメッセージをお届けすると、「全体につたえられているものなのに、自分に宛てていわれているようだ」とご感想をくださるかたがいらっしゃるのですが、この遠隔ヒーリングはその月にセッションを受けられたかたの集合意識に必要なヒーリング、クリアリングをその月の女神におまかせしてしているものなので、受けとられたかたすべてに共通して「いまもっとも必要としているエネルギー」を流しています。
そのエネルギーをとおしてあらわれる言葉、メッセージもだから全体に宛てていながら、個人に宛てているものであるといえます。
そのため「自分に宛てていわれているようだ」と自分ごととして受けとってくださることは嬉しく、またそのように受けとってくださることで、効果は増幅されるものでもあります。
ぜひそれを意識されながら、このメッセージもお読みいただけましたら幸いです。
「脳は迷宮のようだ」と月のはじめにアリアドネについてお話したときに述べましたが、それと無関係ではないのでしょう、今回のエネルギーヒーリングは脳に集中的にアプローチするものとなりました。
「妨害されているもの」というキイワードが浮かんできて、エネルギーがスムーズに流れなくなっている原因、「封印」として蓋をされている部分へ働きかけること、外部からの要因によって侵害されているもののクリアリングとなったようです。
“妨害物”をとりのぞき、物質である肉体の活力を取り戻す。
アリアドネの“迷宮”の中心にはミノタウロスという怪物が“封印”されている、と神話は語ります。
そして“ミノタウロス”とは怖れの象徴であるのだと、わたしは感じます。
それは幻影であったり、強迫観念であるかもしれません。否定や重荷のあらわれであるかもしれません。
「人生とはこういうものだ」「物事はこうあるべきだ」「こうしなければ正しくない」というような概念や判断が、自分自身の“真実”を覆い隠すことがあります。
幻影が真実にベールをかけるのです。でも、その幻影が真実である、と思っていることがある、ということ。
わたしたちのなかにはそれぞれに、どのような人間であっても“ミノタウロス”が存在しているのではないでしょうか。
それを“エゴ”と呼ぶひともいます。
そしてそれはわたしたちが自分に“封じているもの”を餌にしておおきくなるのです。
疑いや怖れのもっと奥深くにある感情。自分で自分を“妨害”しているもの。そして外部からの影響で習慣になっている思考、自分のエネルギーと混ざりあってしまっているものの除去。
そうして脳の迷宮のなかに集積し、“ミノタウロス”となっているものへのクリアリングに今回はアプローチがあったとつたえられていました。
脳に集中的にエネルギーを流しましたが、そのようにしたほうがいいと感じたので、首や肩にもできうる範囲でヒーリングをお送りしました。
浸透してゆくごとにエネルギーは黄金の色に変化していき、それはアリアドネの色で、彼女が“迷宮”の道案内をしてくれていることを感じました。
アリアドネのサポートをいただいたヒーリングで、それぞれの“ミノタウロス”に働きかける動きがあったのは必然だったと思います。
あなたがあなたの迷宮で迷うことなく人生を歩んでゆくこと、つまりはいつもあなたがあなたであることを祈っています。
そして余談ではありますが、昨日写真の整理をしていたら、大昔に石と植物でつくったラビリンスの断片の記録を発見しました。
このラビリンスはアリアドネの迷宮であるクノッソスのラビリンスに倣ったものです。
「ラビリンス それは死と再生である」――わたしたちはこの人生のなかで、幾度も生まれ変わっています。今年はこの言葉をとくに道しるべにしながらわたしも進んでゆきたいと思います。
それではアリアドネのヒーリングをお受けとりくださり、ありがとうございました。
感謝とともに。
どなたさまもよき2月をお迎えください。