片目をつむり覗きこんだ穴のさきですれ違う、わたしと“わたし”
スコープのなかで白い服を着た少女の指から離れ宙に放たれた赤い風船が、ふたたびその手に舞い戻るように、今年もまた、キャンドルの灯と植物の香りに満ちた部屋の、巡る夏至祭の季節。
菫月のお祝いにつづき、この夏至にむけた祝祭の準備も、holy gardenの歳時記の頁を繰るみたいで。
この庭で去年のわたしと今年のわたしもすれ違っているのかもしれないと、スコープを覗きこみながら感じつつ。
ローズマリーやカシス、ヘーゼルナッツ、カフェモカからつくられた2pentesさんのお菓子と、シブエミカさんのご本。
そっと挟まれていた言葉。