2026/10/09

波音を待つ夜に』 at gallery hydrangea








 彼女のことを、「硝子が落とした影さえも、透ける花びらみたいにそっと大切に拾い集めて、心のなかに仕舞っていそうなひと」と形容したことがある。


 その彼女の手が生みだした結霜少女。


 霜花の淡く儚く、けれども背骨にたしかな芯をもつ白。


 彼女そのもの。