2025/05/02
5月、ギネヴィア
Luna Somniumの5月の女神はギネヴィアです。
Luna Somniumでは毎月、その月にとくに必要なエネルギーを宿す女神を許可を得ておひとりさだめ、その「月の女神」とし、つながりを深め、セッションを受けられるかたに施術いたしますエネルギーにもすべて、対面、遠隔問わずその女神のエネルギーが副次的にふくまれる、ということをしています。
この5月はギネヴィアとのつながりを深め、施術のエネルギーにもこの女神の息吹が副次的にふくまれます。
ギネヴィアはケルトにおけるアーサー王伝説のなかで、アーサー王の王妃とされている女神ですが、その起源はアーサーの時代よりも古く、その土地を守護し、土地と人々の豊穣、そして死ののちに安全に来世へと渡る架け橋をかけてうれるという二重の意味での“守護”をもたらしてくれる女神であるとつたえられてきました。
「白い女神」「白い妖精」「白い幻」というような意味を名の由来とするギネヴィアは、もともとはケルトの古い女神であり、アーサーがその土地の“王”として認められるには、土地の信仰の対象であった女神との“結婚”が必要であり、ギネヴィアの夫となるものが“王”の器であると天によりさだめられた者であると考えられた、そういうことだったのだと思います。
ケルトにおいてギネヴィアは三相一体の女神であったともいわれ、女神のなかのみっつの顔のなかに女性のみっつの季節を象徴し、“トリプルゴッデス”とも呼ばれる、月の満ち欠けと呼応した女神の総称です(一説にはこのギネヴィアとギリシア神話のペルセポネを同一に視ることがあり、わたしもこのふたりの女神は似ているところがあるなと感じます)
純粋な乙女(上弦)、育む母(満月)、叡智の護り手である老賢母(下弦)
乙女は素直さを、母は物事を生み出す力を、そして老賢母は物事を俯瞰的に見る眼差しを。
性別にかぎらず、そのみっつは「自分の人生を生きる、自身の人生を生みだしてゆく、自分の真実にしたがって進む」うえで非常に大切なことであると感じています。
アーサー王の妃であったギネヴィアですが、彼女の心はアーサーのいとこであるランスロットにあったといわれています。
そのためギネヴィアは、自身の“真実”にしたがった人間関係と出逢えるよう、その関係の絆が深まるようにサポートしてくれるという恩恵も宿している女神です。
パートナーシップとは自分の人間関係の縮図であり、それは自分自身を映しだす鏡としての役割を担っているため、ギネヴィアはわたしたちが“真実”の愛をわかちあうことができるように助けてくれ、“真実”に基づかないものは遠ざけてくれる、ということもしてくれる、わたしたちがよりよい“パラレル”にむかえるように(それは自分の“真実”に気づき、したがうということです)手を貸してくださる、そういう女神です。
自分の“真実”にしたがった関係、というのは、パートナーシップのみならず、すべての関係性のなかでとても大事なことです。
わたしたちはこの人生のなかで幾度も大小さまざまなターニングポイントを経験し、幾重にも枝分かれするパラレルのなかにいますが、ギネヴィアはそのポイントとパラレルの橋渡しをおこなってくれる女神でもあるのです。
ジョン・コリア『グィネヴィア王妃の五月祭の祝い』
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*5月の予定*
5月31日(土・夜)* 今月のセッション(対面・遠隔)をお受けくださったかたへ、30分間のギネヴィアーの一斉遠隔ヒーリング
*該当されるかたには事前に個別にご連絡差しあげます。
それではどなたさまもよき5月をお過ごしください。
いつもあなたがあなたでありますように。