聖テレーズ合唱団の「小さな演奏会」
聖母生誕祭があった月の静かな夜に、澄んだ調べの“Maria”
目を閉じて音のいざないに身をまかせ、意識を手放す。
“祈り”がどれだけ自分というものを超えたおおきなものとの繋がりを感じられるか、そのための空間を自身に迎えられるか、なのだとしたら、その“空間”のありかをいつも、教えてくれる場所。
今月はやはり、はじまりからおわりまで、ほんとうに聖母マリアの月だった。
と、いうよりもここ数年の一貫した主題として、ずっと聖母マリアはいてくれている。
ずっとずっとまえからそうであったけれど、わたしがそれに“気づいた”のが近年のことだというだけのことだともいえる。
今月だけでもそのシンクロニシティに、自分でも驚いてしまうくらいに。
聖母生誕祭、イグナチオ教会であったこと、マリア地蔵さま、青い贈り物、マリアさまのお庭、Ave Maria、言葉にできない数々のもの……
すべてへの感謝とともに、この祝福を10月にも渡してゆく。