2024/08/03
8月、観音
Luna Somniumの8月は、観音とのつながりを深めています。
今月セッションを受けられるかたに施術いたしますエネルギーにはすべて、対面、遠隔問わず観音のエネルギーが副次的にふくまれます。
観音は地球上でもっとも古くから存在する“女神”(観音を女神とするかは異論あるところかもしれませんが、ここではあえて“女神”と綴ります)のおひとりであり、慈悲や平和というものを、わたしたちに教えてくれます。
そしてその“平和”の状態であるために、浄められ癒されていることが必要なこと、大切なものに光をおくってくれるので、魂がもつあらゆるネガティヴティや痛み、といったものをその神聖な炎で燃やし、わたしたちの心が“平和”であることを手助けもしてくれます。
奥深くに埋め込まれているもの、強く握りしめているもの。それを手放すことをサポートしてくれる、ということです。
たとえば怒りだったり、恨みつらみ、妬みそねみといったものを、よりスムーズに解放できるようにしてくれる、ということです。
そういう「強い念」が生じるような気持ち、ネガティヴティが自分のなかにあるとき、または自覚できないほどそれが何重にもみずからのなかに“隠されて”いるとき、わたしたちはまず、自身のなかにそれが「ある」「あるのかもしれない」という事実に傷つくのではないでしょうか。
恵まれているように見える誰かを羨む(その反転にある“妬み”のエネルギー)
自分にあんなことをしたのに、あのひとはなんの咎めも受けていない(その感情にある“恨み”のエネルギー)
そして誰かや、過去に起きた出来事を「赦せない」という気持ち。
自分自身のなかにネガティヴティを見たとき、それが自分の手にあまるような負であったとき、わたしたちはその事実そのものに傷つき、それを「なかった」ことにしようと抑えこみ封じこめて、「なにも感じないようにする」ということがあります。
あるいは反対に“外”に対するネガティヴな感情を加速させ、自分自身に対してすっかり自暴自棄になり、自身をおざなりにする、ということがあります。
どちらであっても「顕れかた」が異なるだけで、根本にあるものはおなじ。
それは「自分は“愛”から見捨てられている」のではないかという疑心、不安、怖れの顕れであるといえます。
――なぜなら自分には、“愛”が欠けているから。
ほんとうに自分が“愛”であるならば、誰かを妬んだり恨んだりするはずがない。自分に“愛”がないから、世界もわたしに“愛”を見せてはくれない、わたしを愛してはくれないのだ。
自身でどこまで自覚できるかはわかりませんが、みずからのなかにこういう“根”があったりします。
わたしは“愛”ではない。だから愛されなくて当然の存在だ。だからあのひととは違う、だからわたしにはああいうことは起きない。そういう“設定”です。
わたしたちがなにかを「許せない」と思うとき、なにより自分自身を「赦せない」と思っているときでもあること。
そういう経験を自分にさせてしまった自分がゆるせない、あのひととおなじようになれない自分がゆるせない、こんな感情をもってしまう自分がゆるせない。
しかし自身に“愛”がないと悲しむひとのなかに、愛がないはずがないのです。
それを観音は知っています。
すべてのネガティヴティは、自分が愛から分断、分離されていると感じているがゆえ、それを信じているがゆえに生じるもの。だから愛に纏った何重もの鎧としてのネガティヴティではなく、その中心にある愛を観音は見ています。
去年もこのおなじ8月に、観音に月の女神の柱を担当していただきました。
それは夏という季節は、わたしたちの奥深くにあるものが炙り出されやすい季節であることと無関係ではないように思います。
そのようにして炙り出たものを、神聖な炎で鎮静してくれる。観音はそういう女神です。
そしてこの8月の8という数字に、観音の二頭のドラゴンたち、陰陽の龍が、円環を描いて無限大をつくっている。そういうヴィジョンを今年は強く感じます。辰年の夏に、ドラゴンたちも浄めと癒しをおくってくれていることを。
また先月の女神であるグリーンターラは、観音のこぼされた左目の涙から生まれた女神です。グリーンターラ、観音とつづく、この夏の流れとともに。
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こちらもまたあらためてお知らせすると思いますが、9月から対面のアクセスのメニューを価格変更する予定です。
去年の秋くらいから迷っていたのですけれども、ここにきてようやく自分自身の気持ちと覚悟が決まったようですので、そのようにいたします。このこともまた後日、BLOGに綴りたいと思っています。
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*8月、これからの予定*
8月31日(土・夜)* 今月のセッション(対面・遠隔)をお受けくださったかたへ、30分間の観音の一斉遠隔ヒーリング
*該当されるかたには当日、個別にご連絡差しあげます。
それではどなたさまもよい8月を、そしてよい夏をお過ごしください。
いつもあなたがあなたでありますように。