2024/05/12

5月、聖母マリア









 Luna Somniumの5月は、聖母マリアとのつながりを深めています。


 今月セッションをお受けくださるかたに施術させていただくエネルギーにはすべて、対面、遠隔問わず聖母マリアのエネルギーが副次的にふくまれます。


 すでにこの“聖なる母”がつないでくれたのだなと思う縁や出来事などが生じていて、今月は聖母マリアの月なのだなと、あらためて感じているこの頃です。


 聖母マリアは星々の記憶を宿す“古代の歌”と深いつながりをもっていて、彼女の“歌”はときに人間の耳ではとらえきれない“音”――周波数としてわたしたちのなかに降りそそぎ、あらゆる癒しをもたらしてくれます。


 わたしたちの細胞、わたしたちの水、わたしたちの記憶、そしてわたしたちの瞳の奥にその“音”が迎え入れられ刻まれたとき、それはわたしたちのなかのあらゆるレベルに届き、不足感や猜疑心を手放すこと、歪み、痛み、悲しみといった内側の混乱への深い浄め、古くなり現在の自分にはそぐわなくなったタイムラインから愛とともに別れを告げること、否定的なエネルギーを肯定的なエネルギーに変換することを助けてくれます。


 星、光、水が混ざりあってきらめくわたしたちの母なるマリアの“音”は“創造の歌”でもあり、それは“奇跡”と呼ばれるものとつながりをもちます。


 奇跡と魔法というのは、自然の法則のなかでもっともパワフルなものです。


 それはわたしたちの理解を超えたところにあるものともいえます。でも、それは存在するのです。


 わたしたちの“理解”がその自然の法則に追いついていない、なぜそれが起きたのか“証明”できない。そういうことが生じたとき、そういう現象があらわれたとき、わたしたちはそれを“奇跡”と呼び、それには“魔法”という別名がつくこともあります。


 より高次の力によってなにかが与えられたかのように、それが現実のなかに顕れたとき、そしてわたしたちが善き力によって祝福されていると感じたとき、わたしたちは“魔法”というもののエッセンスに触れています。


 その“魔法”はわたしたち全員のなかにあるもので、だから“奇跡”をつくりだすパワーもわたしたちすべてのひとのなかにあるものです。


 奇跡というのはわたしたちの理解できる法則にのっとっておらず、わたしたちのもつ知識や、理解の外にあるものです。でもそれでも、それは存在しています。


 わたしたちが自身の内側にある魔法のパワーというものを理解できるようになると、わたしたちの内側にこそ現実を変化させられるパワーがあるのだということに気づきます。


 わたしたちがすでに知っている法則というものを超えて、おそらくわたしたちが理解できる範囲も超えて、わたしたちの内側にあるけれども眠っている“叡智”こそが、錬金術、アルケミーというものへの真の理解である、といえます。


 自分の知っていることや、自分の理解できることを超えた物事があるということを受けいれられるとき、わたしたちははじめて制限のない、終わりのない可能性というものに対して“開く”ことができます。


 そしてわたしたちが想像力をつかって想像できるもの、アイディアとして思い浮かべることができるものは、現実として具現化できるものであるのだと、聖母マリアはつたえます。


 彼女は想いださせてくれます。


 すべてのことを可能にするのはわたしたちの“想像力”と、そして“意図”であるということを。


 そしてそれには、自分と自分を取りまく世界を信じることが“鍵”となります。


 だからそれを妨げているもの、想像力を正の力ではなく負の力として発現してしまっているものの原因、わたしたちが自分自身のためにならない創造とつながってしまっていることの、みずからのなかにある捩じれ、怖れ、幻想といったものを彼女は溶かしてくれます。


 “創造”に奇跡や魔法のエッセンスをもたらしたいと望むなら、わたしたちは自分が「なにを生みだしているのか」ということを知る必要があります。


 自分のなかにあるものが、わたしたちそれぞれの“現実”をつくるからです。







 冒頭の写真の聖母マリアは、わたしがはじめてお迎えしたロザリオのマリアです。


 ロザリオは薔薇の冠が語源であること、それすらも知らなかったころにとても惹かれてお迎えしたものの、ある節目のときに十字架が切れてしまい、わたしをたくさん護ってくれたこのロザリオは、当時のわたしのタイムラインが終わり、つぎに移行するときであることを教えてくれました。


 ローズクォーツで編まれた薔薇のロザリオ、王冠を戴いた美しきマリア。


 聖母マリアのヒーリングをセッションでご依頼くださったかたが、施術のさい、「王冠をした少女のような柔らかい面差しのマリアさまが視えた」というようなことをつたえてくださることがあり、このロザリオのマリアをお見せすると、「このかたでした」と口を揃えていってくださる、ということがあって、これも“奇跡”だと思うかたにはそのように感じられる現象なのかもしれません。


 しかし“奇跡”が自然なこととして受けいれられるなら、それは日常になります。


 それでいながらこのようなエピソードのたび、このロザリオのマリアがいまも見守ってくださっているのだなと感じられ、それは幸せでありがたいことだと思っています。







 *5月、これからの予定*    


  5月30日(木・夜)* 今月のセッション(対面・遠隔)をお受けくださったかたへ、30分間の聖母マリアの一斉遠隔ヒーリング

 *該当されるかたには当日、個別にご連絡差しあげます。





 それではどなたさまも佳き5月をお過ごしになりますように。


 あなたがいつもあなたでありますように。




 *LOVE*