2024/10/31

アテナの一斉遠隔ヒーリングのご報告





 今月、Luna Somniumのセッションをお受けくださったかたへのアテナの一斉遠隔ヒーリング、無事に終了しております。


 自分のなかの勇敢さと情熱につながる、自信をもち、誠実であるために、自身の内側にあるもの、たとえばおのれに課しているタブー、抑制しているもの、そしてデーモンという名の幻想、自分で自分を傷つけているものに気づくことは大切なことです。


 未来への不安や怖れは、「必要なものはあたえられるだろうか」「計画をうまく実行できるだろうか」という懐疑から生まれます。


 それがあってもいいのです。それは自然なこと、とても人間的なこと。


 しかし自身への懐疑が深いとき、生みださなくてもいい現実をわざわざ創りだしてしまうこともあります。


 そしてその懐疑がどこからくるのかと辿ってみると、“安全さ”という感覚、気持ちから離れているときにやってくるものであるのかもしれません。


 警戒しなければいけないこと、つまり危機にそなえてあらかじめ用心したり注意しておかなければいけないことを多く経験してきたなら、「寛いでいなさい」といわれても、それがどういうことなのかわからない、ということや、「情熱にしたがいなさい」といわれても、それにストップをかける言葉が頭から聴こえてくる。


 懐疑はいつも、思考からやってくる防御です。


 そして思考は過去から紐づかれた怖れにしたがって現在、未来への忠告をしてくることがある。


 その“紐”を手繰り寄せた場所に、課しているタブー、抑制しているもの、デーモンという名の幻想は存在しています。


 だから自分が「傷つかない」ために自身を守っているはずの思考が、自身を「傷つけている」ということが起こりうる。


 思考(マインド)が悪なのではありません。ハート(心、肉体)が善なのでもありません。


 そのふたつが“つながっている”とき、わたしたちは「自分が自分である」という状態に寛いでいることができる、ということです。


 それを妨げているものに光、浄め、癒しをおくる。


 今回の女神アテナの一斉遠隔ヒーリングはそのようなものであったようでした。


 このたびもありがとうございました。


 今日は万年節。「魔女たちの大晦日」ともいわれる日です。


 10月最後の日、11月の境目の日である今日がよき日となりますように。


 そしてよき11月を!





 

2024/10/30

そのひとが




 「そのひとがなにをしているか、そのひとがなにをいっているか、ということよりも、そのひとがどういう人間であるか、ということが大事なの」ということから枝葉してゆく話を最近よくするから、その一文のみここにも記しておくことにした。大切なこと。





2024/10/28

fimbria




 石倉和香子さんの詩集、『fimbria』の朗読会。新小平のHory gardenへ。


 頭上を仰げば彼女の本の装丁のような錫色の空。


 その場所を横切る鳥の影を眺めつつ、静謐でありながら重心をもつ声から示される音を聴いていた。


 囁くようでありながら、放たれた瞬間から底よりひろがり、そして沈黙に還ってゆく音。


 日香里さんの絵や版画作品ともひさしぶりに再会できて嬉しかった。


2024/10/03

10月、アテナ








 Luna Somniumの10月は、女神アテナとのつながりを深めます。


 今月セッションを受けられるかたに施術いたしますエネルギーにはすべて、対面、遠隔問わずアテナのエネルギーが副次的にふくまれます。


 先月の終わりにホワイトターラ一斉遠隔ヒーリングをお受けになられたかたには事前におつたえいたしましたが、この10月は当初、異なる女神を予定していました。


 しかしここのところマインドの混乱や停滞を感じやすい流れがあり(去年後半、今年、来年にかけて一貫してそのような流れではあるようですが)、それが肉体の疲労にも直結していて、無自覚、無意識にいろいろなものをキャッチしてしまい疲れやすかったり体調に支障が生じやすい傾向があること、マインドとハートをつなげてゆくことが今後においてさらに重要になってくること、マインドのクリアリング、癒しを優先するのがいいように受けとり、急遽アテナに変更になりました。


 だからアテナは、わたしたちのマインドに働きかけてくれる女神です。


 彼女が知恵と戦いの女神であるのは、“争い”というものが競争、比較、支配、コントロールといった癒されてないマインドから発生するものだからです。


 それは主語を「世界」としても「個人」としてもおなじところから発生し、自分の周囲に争いや諍いがあるとき、それが自分自身との内なる対立が表面化してみずからにわかるように見せてくれている、ということも多々あります。


 自分が自分と対立しているから現実にそれが起こるとき、けれどもわたしたちはほとんどの場合、そのことに無自覚です。そしてそのようなことが現象としてあらわれたとき、その出来事や周囲、他者を責めるかもしれません。


 しかし争いが表面化するとき、自分のマインドが過剰に働いているのがつねです。


 マインドが過剰に働いているとき、ハートはおざなりにされている。


 “外”との比較、競争、そして外にあるものを「自分の思いどおりに動かそう」とするコントロールがマインドのなかに争いの種を植えつけているのなら、その比較や競争、コントロールがどこからくるのかわたしたちは知っている必要があります。


 奥深くを探ってゆけば、そこから自分自身の過去のストーリーが立ちあがることがあり、それが内包する傷や痛みが立ちあがることがあり、そのようなとき古いストーリーはわたしたちに承認されるために浮上します。


 それがあることが「いけないこと」なのではなく、だからそれがあることを抑えつけて「なかったことにする」のではなく。――抑えつけられたものは抑えつけられた量と時間のぶんだけ増幅してゆくため、それを適切な方法で溶かしたり手放したり昇華するにも、やはり時間を要します。


 自分が自分に「見つめられていない」と感じるとき、「わたしの声を聞いてくれない」と自分が自分に思うとき、自分と自分の対立は生じ、それが深まるほどに分断になる。その内なる分断が周囲をとおして外にもあらわれる。


 アテナの力である「知」は、調和の力でもあります。


 知恵と調和はおなじものであるともいえる。


 分断のある場所に、知恵をもって調和をもたらす。物質的にも精神的にも。内にも外にも。


 武力で問題を解決するのではなく、知恵をもって平和をもたらす、「戦いを開始する」のではなく「戦いを収束させる」という意味での戦いの女神なのです。


 みずからの知性をつながるには自分自身もクリアであることが大切であることことを、彼女は教えてくれます。


 表面的な物事に惑わされず、その背後にある意図や真意を理解する力。


 アテナの力は知性と分別であり、それは不調和のある場所に修復をほどこす力です。







 *10月、これからの予定*    


  10月30日(水・夜)* 今月のセッション(対面・遠隔)をお受けくださったかたへ、30分間のアテナの一斉遠隔ヒーリング

 *該当されるかたには当日、個別にご連絡差しあげます。


 それではどなたさまもよい10月をお過ごしください。


 いつもあなたがあなたでありますように。