2024/10/03
10月、アテナ
Luna Somniumの10月は、女神アテナとのつながりを深めます。
今月セッションを受けられるかたに施術いたしますエネルギーにはすべて、対面、遠隔問わずアテナのエネルギーが副次的にふくまれます。
先月の終わりにホワイトターラ一斉遠隔ヒーリングをお受けになられたかたには事前におつたえいたしましたが、この10月は当初、異なる女神を予定していました。
しかしここのところマインドの混乱や停滞を感じやすい流れがあり(去年後半、今年、来年にかけて一貫してそのような流れではあるようですが)、それが肉体の疲労にも直結していて、無自覚、無意識にいろいろなものをキャッチしてしまい疲れやすかったり体調に支障が生じやすい傾向があること、マインドとハートをつなげてゆくことが今後においてさらに重要になってくること、マインドのクリアリング、癒しを優先するのがいいように受けとり、急遽アテナに変更になりました。
だからアテナは、わたしたちのマインドに働きかけてくれる女神です。
彼女が知恵と戦いの女神であるのは、“争い”というものが競争、比較、支配、コントロールといった癒されてないマインドから発生するものだからです。
それは主語を「世界」としても「個人」としてもおなじところから発生し、自分の周囲に争いや諍いがあるとき、それが自分自身との内なる対立が表面化してみずからにわかるように見せてくれている、ということも多々あります。
自分が自分と対立しているから現実にそれが起こるとき、けれどもわたしたちはほとんどの場合、そのことに無自覚です。そしてそのようなことが現象としてあらわれたとき、その出来事や周囲、他者を責めるかもしれません。
しかし争いが表面化するとき、自分のマインドが過剰に働いているのがつねです。
マインドが過剰に働いているとき、ハートはおざなりにされている。
“外”との比較、競争、そして外にあるものを「自分の思いどおりに動かそう」とするコントロールがマインドのなかに争いの種を植えつけているのなら、その比較や競争、コントロールがどこからくるのかわたしたちは知っている必要があります。
奥深くを探ってゆけば、そこから自分自身の過去のストーリーが立ちあがることがあり、それが内包する傷や痛みが立ちあがることがあり、そのようなとき古いストーリーはわたしたちに承認されるために浮上します。
それがあることが「いけないこと」なのではなく、だからそれがあることを抑えつけて「なかったことにする」のではなく。――抑えつけられたものは抑えつけられた量と時間のぶんだけ増幅してゆくため、それを適切な方法で溶かしたり手放したり昇華するにも、やはり時間を要します。
自分が自分に「見つめられていない」と感じるとき、「わたしの声を聞いてくれない」と自分が自分に思うとき、自分と自分の対立は生じ、それが深まるほどに分断になる。その内なる分断が周囲をとおして外にもあらわれる。
アテナの力である「知」は、調和の力でもあります。
知恵と調和はおなじものであるともいえる。
分断のある場所に、知恵をもって調和をもたらす。物質的にも精神的にも。内にも外にも。
武力で問題を解決するのではなく、知恵をもって平和をもたらす、「戦いを開始する」のではなく「戦いを収束させる」という意味での戦いの女神なのです。
みずからの知性をつながるには自分自身もクリアであることが大切であることことを、彼女は教えてくれます。
表面的な物事に惑わされず、その背後にある意図や真意を理解する力。
アテナの力は知性と分別であり、それは不調和のある場所に修復をほどこす力です。
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*10月、これからの予定*
10月30日(水・夜)* 今月のセッション(対面・遠隔)をお受けくださったかたへ、30分間のアテナの一斉遠隔ヒーリング
*該当されるかたには当日、個別にご連絡差しあげます。
それではどなたさまもよい10月をお過ごしください。
いつもあなたがあなたでありますように。