2024/04/27

Angel Roseのお手紙②








 カフェノルンさんの「Angel Rose」展に寄せて綴った、天使や薔薇にちなむお手紙を「Angel Roseのお手紙」と呼ぶことにしました。


 そのなかから1通、自分用に引いてみると、わたしにあらわれてくれた天使はArchangel Sandalphonでした。


 せっかくなので、そこからの引用として。





 自分のなかにどのような“音”が流れているか、ということに思いを馳せたことはありますか。


 わたしたちはみな、自身の奏でる“音”と共鳴しあうものを引き寄せたり、惹きつけられたりしているのではないか、と考えることはありませんか。


 そのとき抱いた感情、浮かんだ言葉、何気ない表情、そういうものが混ざりあって、みずからのなかに生まれる“音”が、場所や物、環境、他者のなかの“音”と重なったとき、自分だけでは届かなかった音域を知ったり、ふくらむ音色を感じたりする。


 たとえ耳には聴こえなくても。


 けれどもその「重なり」が、美しく平和なものばかりであるとはかぎらない。


 調和には調和が、その反対のものにはその反対のものが反響する。



 Archangel Sandalphonは音楽とかかわりの深い天使です。


 “音”はわたしたちが聴きとれていないだけで、あらゆるもののなかに宿っている。自分自身のなかにも。


 好ましいと思うもの、心地よいと感じる関係には、自身と対象のあいだにやさしい旋律が流れています。


 Sandalphonのことづてを受けとられたあなたの“音”は、あなたのまわりに癒しを運ぶ調べ。


 だからこそ心を澄まし、自分と調和する音をあなたのなかに招いてください。





 思えば“音”については去年、おととしくらいから幾度も人を変えて形を変えてつたえられているものがあるようで、自分でつくったこのような“ことづて”でもやはり似たようなことをいわれるのだな、と興味深かったです。


 お手紙は封筒に閉じてあるので、yukaneさんのカードも見ていただきたいと思い、こちらはサンプルとしてノルンさんに置いていただいています。





 ノルンさんの展示は29日の祝日月曜日からです。


 カードに使わせていただいた絵もふくめて数点、わたしも大好きなyukaneさんの作品も展示されています。そしてご一緒させていただく素敵な作家さんたちの作品をあらためて拝見できることを楽しみに。


 ご都合あいましたら*




 *カフェノルン*

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