2024/02/28



 豊玉姫の赤玉
 ペルセポネの柘榴
 メデューサの血
 白雪姫の林檎
 七面天女の紅龍
 マグダラのマリアの薔薇
 フレイヤのブリーシンガルの首飾り
 赤城姫の赤


2024/02/16

名前




 サイトのAboutを更新しました。


 エネルギーのセッションをはじめるまえから「津木野由芽」という名で言葉を綴ってきたため、カードをひいてリーディングをはじめたときもおおやけにする自分の名は「由芽」であることが自然に感じ、またその流れからエネルギーのセッションをはじめるときも、「由芽」という名をとおしてきました。


 それについてはわたし自身、不自由もなく過ごしてきましたが、時を重ねてゆくうち、生まれたときに授けられた「Yumiko」の名で呼んでくださるかたも増えたこと、またわたしが“わたし”に還ってゆくごとに自分でも不思議なくらいこの名を愛するようになったこともあり、「津木野由芽」と「Yumiko Iwami」というこのふたつの名を同時にprofileとして載せておくことにしました。


 それにともないAboutの記述も現在の“わたし”にあわせて多少アップデートしています。


 どちらも愛しているわたしの名、わたしの顔なので、YumikoでもYumeでもお好きなほうでお呼びくださればと思います。





2024/02/02

Information




 サイトのInformationのほうにも「今月の女神」の説明を加えておきました。


 BLOGの「2月、サラスヴァティ」の末尾に綴った今月についての覚え書き、補足のようなものはサイトの説明では省略しています。


 今月の女神はサラスヴァティなので、強調したいところは孔雀色の文字で。


 こちらでもあちらでも、お好きなほうでお読みください*


2月、サラスヴァティ








 Luna Somniumの2月は、女神サラスヴァティとのつながりを深めます。


 今月セッションをお受けくださるかたに施術させていただくエネルギーにはすべて、対面、遠隔問わず女神サラスヴァティのエネルギーが副次的にふくまれます。  



 古代インドの女神であるサラスヴァティは芸術と学問の女神であり、日本に渡ってきたとき弁財天という名がつけられました。


 この女神たちが同一の存在であることは、サラスヴァティの名が川にまつわるものであること、それを引き継いだ弁財天もまた川の女神であることからもうかがえます。


 もともとはおなじ存在であったものに別の名前をつけて、“おおきな源”としての神々の異なる側面をあらわす、というのはよくあることで、サラスヴァティと弁財天もほかにもいくつもの名をもっています。それだけ古くから重要視されてきた女神なのだということでしょう。


 そう、サラスヴァティは地球上でもっとも古い時代から存在してきた女神で、彼女のエネルギーというのは“水”とつながっています。


 “水”はわたしたちに滋養をあたえてくれるもの、浄めと癒しをあたえてくれるもので、わたしたちは水がなければ生きてはいけませんが、また水はわたしたちと宇宙の星々をつなげてくれるものでもあります。


 古代インドの昔からサラスヴァティは「水の流れる道」――川につなげてくれて、そのような水の流れる道はわたしたちを源につなげてくれるので、だから彼女は「すべての命の母」――“源”と見なされることがありますが、日本でも彼女、弁財天はソース、源につながっていると考えられています。


 彼女が芸術や学問の女神とされるのは、そのためです。


 芸術にも学問にも“天啓”や“インスピレーション”と呼ばれる一瞬のひらめきが大切になりますが、それは源につながっているものだからです。


 源とつながることで「受けとった」ものを、現実に「顕す」ことを助力してくれる女神。


 それはすなわち、「受けとる」という女性性のパワーと、「顕す」という男性性のパワーが完全に調和をもって、合一してなにかを成し遂げる、ということの力をわたしたちに教えてくれる、ということです。


 陰と陽のエネルギーが混ざりあうとき、「すべてのことが生まれてくる」――だからサラスヴァティは「すべての命の母」なのです。


 美術や芸術、文化、学問、音楽、そして健康や美しさ、サラスヴァティはあらゆる分野における守護をわたしたちにあたえてくれますが、それはそれらがすべて陰と陽のエネルギーが混ざりあうこと、「受けとって、顕される」「女性性と男性性が融合されること」が重要になってくるものだからです。


 そしてそれはもちろん、わたしたちの人生のあらゆる“愛”ともつながっています。


 どのような関係であっても“愛”のなかにあるためには「受けとること」と「与えること」の融合が大切であることは、多くのかたが理解されていると思います。自分が「与えるばかり」でも、「相手に求めてばかり」でも、いずれはその関係は破綻する。しかし“外”の関係は“内”なる関係の反映なので、「自分が自分と」どのような関係を築き育んでいるか、ということをまずは知る必要があります。


 自分のなかの男性性と女性性のあらわれ。そこにサラスヴァティは深い癒しをもたらしてくれますし、それはハートと魂のための癒しであり、わたしたちの肉体のなかに「水の流れる道」――川を出現させる、そしてわたしたちを滝の水のように浄化してもくれます。


 また彼女をとおしてわたしたちは“真実”というものにつながれますが、“真実”とは「自分の見たいように見る」というエゴを超えて、自身の背後から俯瞰してみずからとみずからに起きている現象、物事を見ることのできる力で、それもやはり彼女が宿す知恵、悟りの力によってそれを可能としますが、なぜ“真実”を見ることが重要であるかというと、わたしたちはどのような物事も一度自分のなかで「認める」ことが、つぎに進むためには不可欠だからです。



 そのようにしてわたしたちの魂の「歴史」のなかで「真実を見る力」「男性性と女性性の融合」を阻んできたものに、彼女は癒しをおくってくれる。


 彼女のエネルギーは孔雀の羽根のような色で、緑、青、紫、それらが混じりあってきらめいています。


 サラスヴァティはわたしたちが停滞しているとき、その原因となっているもの、そのひと自身の「歴史」からつくりだされていた障壁のために行きづまっていたり、わたしたちのからだの機能が流れられず澱んでしまっているとき、それを修正、回復にむかうようサポートしてくれる女神でもあります。


 わたしたちのなかの「道」が澱んでしまい、流れられない状態であると、“水”のなかで毒素が発生します。


 この女神はそうした状態を解決するためにあらわれてくれる女神であるともいえます。そしてわたしたちがもう一度“流れ”のなかに戻り、その“流れ”に沿って進めるよう見守ってくれます。


 サラスヴァティはわたしたちの内側で「エネルギーが流れる」という状態をもたらしてくれますが、「内なるエネルギーの流れ」というのはわたしたちの「人生の流れ」、わたしたちが生きているかぎりいつも流れている「人生の流れ」というものと、つねにつながっています。


 わたしたちが自分自身の生命力とともに自然に流れるということができるようになると、わたしたちが望んできたこと、希望や目標が、頑張る――無理に力を入れすぎたり、気を張りすぎて必死にならなくても、わたしたちのもとにやってきてくれるようになります。


 そのようなときわたしたちは自分自身を「制限」や「条件づけ」から自由に解放することができるようになっているときでもある、といえます。


 そうしたとき、こうした制限や条件づけといったものが、人間がつくりだした幻想に過ぎないのだということを、わたしたちは頭ではなく心で理解しています。


 わたしたちは誰しも、自分自身に対しても外の世界に対しても表面的な幻想をもってしまう生き物で、「わたしはこういう人間だ」といういくつもの思い込みの殻をみずからに対してさえ抱いています。


 そしてその殻をいくつも纏っているとき、わたしたちの魂の奥にある光とわたしたち自身がつながることを妨げてしまいます。


 わたしたちの人生のなかで起こる“変容”とは、結局のところすべて、その光とつながるのを妨げている「殻」を脱いでゆくために起こっていることです。


 自分の纏っている「殻」の重さを脱いでゆくごとに、みずからの“光”とつながるのを妨げていたものは消失してゆきますが、それはわたしたちのなかの「水の流れる道」が回復されるのと同時進行して起こります。


 そしてそのときわたしたちは自分の内側に、とても力強く敬愛せずにはいられない王、女王という存在がいることを発見します。


 そういう状態であるとき、わたしたちは魂が望む「目的」に沿って生き、みずからの道を流れてゆくことで「最終目的地」まで辿りつくことを可能にしてゆくのだそうです。そのようにして軽やかに“流れる”ことは、自分自身の霊性の羽根をひろげて自由に“羽ばたく”ことができる、ということでもあります。


 そして自分のその“羽根”とおなじような“羽根”をもつひとたちだけが周囲に集まり、そこでは水の流れのような愛の循環がおこなわれる、それが可能であるひとたちを磁石のようにひきつけることができるようになる、ということです。


 わたしたち自身がその「強力な“磁石”」であるために、まずはわたしたちのなかの「水の流れる道」を滞らせないように、とサラスヴァティはつたえます。




 サラスヴァティはあなたが真の意味であなた自身になることを望んでいます。

 それはあなたがあなたのなかにある光を“想いだす”ことでもあります。







 今月は疲れが出やすい時期であるかもしれません。


 疲れというのは日々溜まってゆくものですが、それが自覚できるとき、表面化するときは「かなり疲れているのかもしれない」とまずはご自身に「認めてあげる」ことが大切です。そしてできるだけご自分に滋養をあたえてあげる時間、ゆっくりされる時間をとってあげてくださいね。そのとき頭のなかのおしゃべりはなるべくストップさせてあげること。


 お水をたくさんとってあげて、あたたかい湯船につかってあげて、そんなふうに“水”の浄めと癒しを意識してあげてください。


 世界も深い変容期のなか、まずは“外”よりも“内”を見つめ、そして自分自身の“真実”を「認める」力がとてもとても大事になってきます。そのことをどうぞ覚えておいてください。






 *2月、これからの予定*      


  2月28日(水)* 今月のセッション(対面・遠隔)をお受けくださったかたへ、30分間の女神サラスヴァティの一斉遠隔ヒーリング  

 *該当されるかたには当日、個別にご連絡差しあげます。  





 それではどなたさまも佳き2月をお過ごしになりますよう、祈っております。  


 あなたがいつもあなたでありますように。


 *LOVE*